リアルな水中映像を駆使した
超実践「釣り」バイブルDVD
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ヘラに学ぶ
2016年02月17日
寒グレシーズンとあって、このところ『グレフカセ釣りREAL』のご注文をいただく機会が増えています。
2012年に発売したDVDですので、モノの入れ替わりが激しいこのご時世にあって、かなり古いアイテムですが、いまだにご注文をいただけるのは、本当にありがたいことです。
武田一平さんとタッグを組んで、仕掛けのなじみ方、サシエやマキエの沈み方、グレの捕食行動など、「グレ釣り師が本当に知りたい海中のREAL」を追いかけた映像は、地味ですが、新鮮です。
これまで語られてこなかった発見も多く、私自身が目から鱗が落ちる思いで、ワクワクしながら制作しました。
このDVD撮影を機に、私自身のグレ釣りに対する考え方もずいぶん変わった気がします。
それまで、ぼんやりとしか思い描くことができなかった海中の推理が、かなり確信に近いものとして感じられるようになりました。
その手応えは、後に制作した『チヌかかり釣りREAL2』や『チヌフカセ釣りREAL』の撮影を通しても、より深まっていったと実感しています。
しかし、こと「魚がエサを食うとは、どういうことなのか」という一点に絞れば、私にとって最強の教材は、2012〜2013年に撮影、リリースした『ヘラ管理池REAL』でした。
日々、釣られることにおびえながらエサを食うスレッカラシのヘラ。その用心深いヘラの捕食行動を、高水温期と低水温期に徹底的に追いかけた内容です。
このときとらえたヘラの捕食シーンは、「なるほど、そういうことだったのかっ!」と思わず興奮して膝を叩くほど迫力がありました。
実は、私がグレ釣り師やチヌ釣り師に一番見てほしいと思っているDVDが、この『ヘラ管理池REAL』です。
見事な口づかいでエサをかすめ取り、釣り人をあざむき続けるヘラの行動が、ありのままにとらえられています。
「魚がエサを食うということは、こういうことなんだ!」という、ウキ釣り師としてもっとも大切な感覚を、つかんだり、磨いたりできる内容です。
四国西南部の尾長も、このスレッカラシのヘラに近い捕食行動をとっていると、私は確信しています。
『グレフカセ釣りREAL』をご覧いただき、水中の出来事に興味を持っていただいた方は、ぜひお財布に余裕があるときに、ご検討されてはいかがでしょうか。