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あと一歩!

2014年04月19日
三重県某所のカキイカダでチヌの撮影を続けています。昨日までの3日間、陸上撮影と水中撮影をみっちりトライしてきました。
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毎回、失敗をくり返しながらも撮影方法を徐々に改善し、ようやくチヌをとらえる精度が上がってきました。やはり、釣りと同じで、1カ所に何度も通い込んで、その場所の特徴を知り、撮りやすい条件や手法を蓄積することが大事です。
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いま取り組んでいるのは、低水温期に威力を発揮するカキチヌの水中模様です。心優しい強力助っ人にご協力いただき、撮影が飛躍的に前に進みました。
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陸上撮影では、2時間で良型6尾と圧巻の釣果! 効果的なカキの誘いを陸上と水中の同時撮影で追いかけ、さらに最終目標とするチヌの捕食撮影に挑戦しました。かかり釣りのREALを追求した、かなり面白いシーンが撮れています。しかし、あと一歩、決定的なところが足りない……。
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カキチヌシーズンはまもなく終了。それまでにチャレンジし続けたいと思います。

グレの世界へ

2014年04月15日
好天が続いた先週、武田一平さんとともに和歌山県某所の磯にグレフカセ釣りREAL2の撮影に出かけました。
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前作のグレフカセ釣りREALは、武田さんとタッグを組んでグレ釣りを水中から観察し、そこで発見したことを中心に網羅的に収録したものです。

長い間、グレ釣りのメディアに関わってきた私でも、目から鱗の発見が数多くあり、実に興味深い内容でした。
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しかし、まだまだカバーできていない部分や知りたいことが多くあり、さらに詳しく追跡しようと撮影を続けいるのですが、いつものことながら悪戦苦闘しています。

水中撮影はリスクが高く、ロケに行っていい魚が釣れたからといって、それでOKというものではありません。知りたいのは、釣りの結果ではなく、釣りの過程で何が起こっているかです。そこを伝えることができなければREALの意味がないのです。

そんな気概を持って、いつも真剣に撮影に取り組んでいるのですが、これがなかなか……。
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今回も、例によって撮りたかった内容が満足に撮れず、失敗に終わりました。しかし、今後の撮影につながる重要なヒントが得られたので、それなりの収穫はありました。半歩前進です!
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とにかく頭で考えているだけではダメで、実際のフィールドで身をもって試してみないと話になりません。そこから見えてきたことは、たとえ些細なことでも、確かな輝きを放っています。

よ〜し、次につなげるぞ〜〜〜!!

チヌの世界へ

2014年04月10日
今週は春らしい絶好の釣り日和が続きます。いまを逃してはなるまいと、チヌとグレの世界に潜入してきました。今日は、まずチヌの話から。

三重県某所にあるカキイカダでかかり釣りの撮影を続けています。三重県は入り組んだ海岸線がつくる波静かな湾内を利用してカキの養殖業が盛んに行われています。

大きなイカダにはホタテ貝の貝殻を等間隔に取り付けたロープが何百本もつるされ、カキの種苗が植え付けられています。いわば海中に設置されたカキの集合住宅です。カキと一緒にカニやゴカイなどもたくさん生息していて、魚にとっては格好の食事場。身を隠せる安全エリアでもあることから、チヌのほか様々な魚が生息しています。
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カキイカダの海中はどうなっているのか、その周りにいるチヌやほかの魚たちの営みを見てみたい、そして、魚たちは釣り人が投じたエサに対してどんな反応をしているのか。釣り人の想像をかき立て、実釣で役立つ映像を撮るべく、悪戦苦闘しています。

今回、カキイカダの下に潜入してきましたが、空は晴れているのに風が強く、海中はかなり濁り気味でした。水深8mの海底には泥が堆積し、足ヒレをばたつかせると周りが濁って自分がどっちを向いているかも分からなくなります。

かかり釣りの撮影で潜り始めた当初は、この濁りにすごく悩まされ、恐怖との戦いでした。海底に立っているのに自分のお腹から下が見えない、右を向いても左を向いてもただただ濁り。ちょっとでも移動すると、元いた場所に戻れない。そんな感じの場所もありました。
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海中では、コンパスで常に自分が向いている方向を確認し、移動は最小範囲にとどめて、濁りを起こさないように細心の注意を払いながら行動しています。

それにしても、こんな透明度のよくない海で、海中土木の潜水士でもないのに粋狂な仕事をしているよなと、我ながらおかしくなります。それと同時に、この条件で水中映像を撮ろうとすることの難しさも痛切に感じ、途方に暮れます。
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相手は野生のチヌ。甘くありません。しかし、釣りのリアルを知るには、これしか方法がありません。苦しみながらも、やり甲斐と楽しさを感じています。

今回は冬場にあたためてきたアイデアを試すテスト的な撮影でしたが、あまりしっかりとした手応えはつかめませんでした。やはり机上のアイデアは、得てして空論でしかありません。「現場で試してナンボ」は、釣りも撮影も同じです。

徐々に精度を高めていって、チヌとの距離を縮めていきたいと思っています。

チリ沖地震と津波

2014年04月03日
昨日、チリ沖で発生した地震で、日本沿岸にも津波が来る可能性が高いとのニュースを聞き、本日予定したロケは即座に中止にしました。

沿岸部に被害が出ないことを祈るばかりです。

タンクを借りて、いざ!

2014年04月02日
今週予定しているDVDロケの準備で、ダイビング用のタンクを借りに和歌山のなじみの店まで走ってきました。

ロケ地が和歌山だと、ロケに行く道中でタンクをピックアップできるのですが、まったく違う方面に行く機会も多いので、そんなときはロケ前に大阪から和歌山までわざわざ借りに行き、ロケから帰ってきたら、また返却しに行くという実に手間なことをやっています。

私が作るDVDは、たいていタンクがないと撮影そのものが成り立たないので、仕方ありません。

しかし、次のロケに向けていろいろと思いを馳せながらドライブするのは、それほど悪いものではありません。

いつもロケ前はいろいろな準備に追われ、気が休まるときがありません。しかし、タンクを借りに行く道中だけは、少しゆっくりと物事を考えることができ、撮影のイメージを再確認する貴重な時間になっています。

さあ、4月、5月は重要な撮影が目白押し。冬の間、あたためてきた撮影方法を試すときがきました。釣りのリアルを追求するDVDを目ざして、新たなチャレンジを続けます。