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渓へ
2015年05月13日
先日、アユ友釣りREALでタッグを組んだ下田さんに連れられて、和歌山県有田川上流部の渓流に遊びに行ってきました。
下田さんはアマゴ釣り、私は写真撮影で遊びました。
渓流は、釣ることも楽しいですが、私にとっては山の景色や渓魚を撮影することが、釣りと同等に楽しく思えます。
下田さんに協力してもらいながら、渓魚の写真を撮っていると、週末ごとに山に入ってアマゴやイワナの姿を追っていた、若いころを思い出しました。
ウエーダーの代わりにドライスーツを履き、背負子に撮影機材や食料、シュラフなどをくくりつけて、山を何時間も歩いて奥深い渓流を目ざすことを繰り返していました。
誰もいない山中で、渓魚の一瞬を撮るために、流れに身を横たえながら、何時間もカメラを構えて待ち続けていました。
まだ、デジカメなどない時代で、36枚撮りのポジフィルムを1枚1枚カウントしながら、丁寧に、慎重に撮っていました。
思えば、フィルム時代の水中撮影は、本当に難しかった。
デジカメのように簡単にISO感度を上げられないから、遅いシャッタースピードしか使えず、手ブレ、被写体ブレとの戦いでした。
ほんと、失敗の連続。カメラマンとしての技術が問われる分野でした。
いま、サーフェースとして活動できているのも、そのころの努力があったからにほかなりません。
有田川の渓流は、あいにくの曇天でしたが、何かに取りつかれたように山岳渓流に通いっていたころを思い起こす、さわやかな1日になりました。
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