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刺激的だった水難救助隊の訓練撮影
2015年01月30日
大阪市消防局の水難救助隊を題材としたBSのドキュメンタリー番組で、水難救助の訓練風景を水中から撮影するお仕事をいただきました。
主に大阪市内の河川で起きた水難事故で救助に当たる消防隊員たちの訓練です。流れがあり視界のきかない都市部の河川は、相当の経験を積んだダイバーでも「恐怖の世界」です。
そんな中で果敢に人命救助に当たる隊員たちの訓練を見られることは、普段、透明度のあまりない釣り場で潜っている私にとっても、最高の教材になるはずです。
その日の訓練は、大阪市内にある水深5mのプールで行われました。
ジャックナイフ、素潜り60秒、マスクリカバリー、ウエイトリカバリーといった訓練から、10kgのオモリを持ったまま立ち泳ぎ、絡まった漁網からの脱出、目隠ししたまま川底に沈む要救助者の探索など、限られた時間のなかで多岐にわたる訓練が実施され、その一部始終を撮影させていただきました。
人命救助の最前線で活躍する隊員たちの立ち居振る舞いは、実に頼りがいのあるものでした。
普段、海や川に潜って釣りの実態を撮影するのが私の仕事ですが、常に危険と隣り合わせ、とにかく安全第一という意識は持っています。
ただ、潜水中にアクシデントに見舞われることも想定しておかなければならず、そのスキルを磨くにはどうすればいいのか、という思いも抱いていました。今回の撮影は、そんな私にドストライクの内容でした。
撮影させていただいた訓練風景を見返しながら、隊員の皆さんの所作、身のこなし、手順を頭に入れ、私も私なりに訓練していこうと、思いを新たにしました。
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