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久々のプライベート釣行
2013年10月10日
予定していた遠征ロケが台風で延期になり、ぽっかりとスケジュールが空いてしまいました。サーフェースを設立してからこのかた、休みらしい休みも取らずに仕事ばかりで突っ走ってきたので、ここはひとつ自分へのご褒美として、大好きなアユ釣りに行くことにしました。
場所は、和歌山県有田川。9月16日に近畿圏を襲った台風18号の影響が残り、川はまだ白濁した流れでした。上流にダムがあり、そこが一旦濁ると長期間に わたって濁り水が吐き出されるため、清流の流れは台なしになってしまいます。1週間前、上流にダムがない静岡県狩野川に撮影に行っていたのですが、水は清 冽そのものでした。
川底の石を見ようとするのですが、濁りでほとんど見えず、アユがいるのかいないのか不安がよぎります。でも、岸近くの岩を見てホッと胸をなで下ろしました。立派なハミ跡があちこちの岩に残されていたからです。
オトリを放つと、開始10分ほどで1尾目。20cmほどの良型です。その後もぽつぽつと18?23cmが掛かり、秋晴れの平日に、荒瀬とトロが連続する好ポイントを独占状態で満喫することができました。
ちょっとした写真撮影も兼ねての釣行だったのですが、いやはや、一旦竿を手に持つと、カメラに持ち替えられない! もうちょっと釣ってから、あそこを攻めてから、もう1尾掛かってから…の連続で、自分でも笑ってしまうほど釣り人らしさ全開です。
結局、無理矢理竿を手から引きはがしてカメラに持ち替えられたのは、太陽が山の端にかかりかけた夕刻。あと10分遅ければ、太陽の光がなくなり、暗い写真しか撮れないところでした。
10月に入ってシーズン終盤を迎えている有田川でしたが、アユは思ったより若々しく、持ち帰って食べてみると、白子も真子もまだあまり成熟していませんで した。これは、いまのうちに楽しんでおかないと。むくむくと釣り人の虫がうずき始めて、次の日も有田川へと車を走らせていたのでした。
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